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樵(きこり、木樵)とは、森林の樹木を斧などにより伐採すること、もしくはそれによって生計を立てている者を指す。樵夫(しょうふ)や杣夫(そまふ)山人、杣人(そまびと)とも言います。

昔話などにもよく登場する職業ですね。

「木伐(こ)る」というラ行四段活用動詞(「木」と「伐(こ)る」との複合動詞)の連用形「木伐り」からの転成名詞と考えられる。「伐る」は、「木を切る/伐採する」の意味。


木こりと言えば林業のスペシャリストです

樹上のスペシャリストがアーボリストや空師なら

樹下のスペシャリストが樵(木こり)です


伐った森林に植林をして次世代に託すのも重要な仕事です

杉等の木の間伐をしてたくましく育てあげ伐採して出荷したり、山の管理、整地などなど

こうした林業家達がいなければ市場に建材や材木が世に出ない事もあり、山の管理を含めてとても重要な仕事です。

伐採作業
木を切り倒す作業は、かつては斧または鋸を併用して行われてきたが、現代ではチェーンソーを用いることが一般的である。チェーンソーの取扱については、必要な資格を確認すると共に、適切な服装(防刃服、防刃長靴など)を選択する必要がある。また、必要に応じて鋸、くさび、くさびを打ち込むハンマー(ヨキ)、ロープ、ウインチ、バールなどを使用する。


間伐など立木が密生して行う場所では、伐倒した木が隣の木にかかり完全に倒れない「かかり木」が発生しやすい。かかり木は、放置すると不意に倒れることから危険であり、その場で対処することが必要である。対処方法は、その時々、状況にもよるが、つるの調整によって伐倒木を回転させたり、木回し棒(フェリングレバー)を用いて回して落とす。根本にバールなどを当てて、てこの原理で伐倒した木を安全な方向へ根気よく動かし、立木から離すことが原則である。危険ではあるが、かかり木に向かって新たな木を当てて、その両方を倒す技術もある(あびせ倒し)。 安全に作業するためにワイヤーで引っ張りながら伐木することもある(チルホール伐倒)。


このような作業の過程は、事故が連鎖的に発生することが多く、熟練の作業者が丁寧に安全を確認しながら実施しても、これを完全に防ぐことは出来ない。林業労働者の労働災害発生率は、平均的な工場労働者の10倍から20倍以上になるなど非常に危険な仕事の一つとされている。